喫煙は様々なデメリットがありますが特に女性だけに現れるデメリットというものが存在します。
まず1つ目は不妊になるリスクがあるということです。
喫煙は妊娠するために重要な器官である卵巣機能を下げてしまうのでその結果妊娠率が下がってしまいます。
さらにもし妊娠したとしても喫煙者は非喫煙者に比べて流産になる可能性も高いと言われています。
この不妊になったり流産の可能性が高くなるのは喫煙をした場合なので子供を作るまでに禁煙をすることで防ぐことができます。

2つ目は生理周期が乱れてしまうということです。
これは女性ホルモンの乱れによることが多いのですが喫煙をすることで女性ホルモンが乱れると言われています。
そして生理周期が乱れてしまうということは不妊にもつながってきます。
この問題も禁煙をすることで女性ホルモンの乱れを直し分泌量を正常な値に戻すことができます。
そしてこれは1つ目の問題でもあった妊娠率を上げることにもなります。

3つ目は生理痛がひどくなるということです。
これはタバコに含まれているニコチンという成分が原因で引き起こされます。
なぜニコチンが生理痛をひどくするのかというと、ニコチンには血管を収縮させる働きがありそのせいで子宮や卵巣の血管が血行不良を起こすことで痛みがひどくなるのです。

さらにニコチンによって血管が収縮することで血行が悪くなり体が冷えやすくなります。
それも痛みが増す原因の1つです。
これは生理痛の原因物質であるプロスタグランジンが体が冷えることで大量に分泌されるためです。
この症状も禁煙をすることでニコチンを摂取しなくなれば緩和されていきます。

このように喫煙による女性特有のデメリットのほとんどは子供に関係したものになります。
そしてそれらはどれも不妊や流産などにつながる恐れがある大変危険なものです。
しかし禁煙をすることでどの問題も解決することができるのでもし子供が欲しいのであれば喫煙は止めることをお勧めします。

生理周期が乱れる、生理痛・不妊リスクを軽減

では具体的にはどのような対策ができるのかというとまず第1にしなければならないのは禁煙ですが、もし無理な方や禁煙に成功したけれどそれでも心配な方はいくつかリスクを軽減する方法があります。

まず生理周期の乱れについてですがこれは喫煙以外にもストレスが大きく関わっているとされています。
そのためストレスをあまりためないようにすることが大切です。
また排卵が行われていない無排卵周期の場合は1~2ヶ月ほど様子を見てそれでも治らない場合は婦人科の血液検査でホルモンバランスの状態を調べたり、基礎体温を測って排卵があるかどうか確認をする必要があります。
他にも場合によってはホルモン剤などを使った治療が必要になることもあります。

次に生理痛についてですが、こちらも先ほどと同じようにストレスが原因であることが多いのでストレスに気をつけて生活することが必要です。
また過度の飲酒や暴飲暴食、睡眠不足なども痛みをひどくする原因なので心当たりがある場合は治すようにしてください。
体が冷えることでも痛みが増すので体を温めることを心がけることが大事です。

次は不妊リスクを軽減する方法についてです。
不妊は喫煙以外に食事が関係してきます。
例えば痩せすぎや太り過ぎはホルモンバランスの乱れに繋がるため不妊のリスクが高まります。
特に食事制限を取り入れたダイエットをしている方は短期間で体重が減ったりその後にリバウンドをして体重が増えたりして体に大きな負担がかかるため注意が必要です。
また体質によって排卵機能があまり働きにくい人などは産婦人科に行けば排卵誘発剤で治療ができますし、卵管が通りにくいのであれば、手術で通りやすくすることができます。