タバコが体に良くないことは誰でも知っていることですが、ほとんどの喫煙者はなかなか禁煙することができません。
一般的に禁煙できない理由はニコチン不足からくる禁断症状によるものと考えられています。
実は喫煙者自身がタバコをこのまま吸い続けることによるデメリットがいかに多いかを理解しておらず、本人の危機感が全くもって足りていないということが一番の原因です。
ということで、まずタバコをやめるメリットを紹介する前にタバコのデメリットについて触れていきましょう。

さて、タバコのデメリットですがこれは皆さんが想像している以上に数多く存在します。
まず、タバコに含まれている有害物質で最もよく知られているのは、喫煙者の禁断症状を誘発するニコチンと呼ばれる物質です。
これ以外にもアリの駆除剤に含まれているヒ素や車のバッテリーに使用されているカドミウム、その他200種類以上の健康に多大な影響を及ぼす有害物質が含まれています。

また、タバコに含まれる有害物質は喫煙者の健康を奪うだけに留まりません。
タバコの煙には喫煙者が吸い込む主流煙と喫煙者の周りにいる人が吸い込む副流煙というものが存在します。
そしてなんとこの副流煙には、主流煙と比較して、ニコチンが約3倍、タールが約3.5倍も含まれています。
この副流煙を吸い込んでしまうことを受動喫煙といいますが、これは癌や脳卒中、呼吸疾患などの病気のリスクを大きく高める要因になっています。

タバコは老後の平均自立期間も短くします。
日本の統計によると、非喫煙者より喫煙者の方が平均自立期間が4.4年ほど短いとでています。
老人になってから病気で苦しむのは本人ですが、これでは介護してくれる人の負担も増えてしまいます。

禁煙は自分の生活パターンを見直し、工夫することで今すぐにでも始めることができます。
例えば喫煙者にはできるだけ近づかないようにすることだったり、タバコ・ライターを喫煙できないように処分してしまうなど身近な部分から改善していきましょう。

主なメリットは体が健康になるのとタバコ代が浮くこと

タバコをやめることで得られるメリットは主に2つあります。
それは体の健康を守ることとタバコ代の費用が浮くことです。
では、この2つのメリットを掘り下げながら順に解説していきたいと思います。

まず、タバコをやめることで体に対して様々なプラスの効果が期待できます。
例えば、禁煙を初めて数日経過すれば、咳やたんの症状が徐々に収まってきますし、味覚が回復することにより喫煙していた頃に比べて食べ物が断然美味しく感じられるようになります。
また、禁煙を初めてから2、3年経過すれば心筋梗塞などの心臓に関する病気のリスクが低下し、10年も経過すれば肺癌のリスクも大幅に低下します。

また、タバコをやめることで金銭の使い道を良い方向に変えることができます。
タバコはタバコ税が高いことから喫煙者にとってはとても痛い出費です。
そしてなんといっても自分の体の健康に害を及ぼすことに対して、こんなに費用を掛けてしまうのは非常に勿体ないことです。
しかし、禁煙することで自分の好きな趣味や家族サービスなど有意義なことに金銭を使うことができるようになります。
これは喫煙していた頃に比べ、断然建設的なお金の使い方といえます。

そして、タバコ代が浮くことのもう一つの良い所はお金が溜まることです。
1日のタバコ代を400円として考えてみると、2ヶ月経てば24000円溜まるので服や靴などが買えるようになりますし、1年も経てば144000円溜まるので大型家具にだって手が届くようになります。
期間が長くなればなるほど、貯金額はどんどん増えていき、いつの日か家族全員で海外旅行に行くことだって夢ではありません。

禁煙することはライフスタイルに多大なプラスの影響を及ぼしてくれます。
今からでも全然遅くはないので、自分だけではなく周りの大切な人たちの健康も考慮して、禁煙するための第一歩を踏み出しましょう。